【高知の3Dプリンター・ママ通信】
2016年もスタートし1ヶ月が過ぎようとしています。
りとるラボ 久々の投稿です。
多くの皆様が注目している3DCAD。
日本語になりますます使いやすくなりました。
今回はこのFusion360の CAM機能を検証してみました。
切削加工において3DCAD/CAMを活用することは生産プロセスの改革にもつながります。
10年前では、CAMでNCデータを作成しほんとに加工できるのか?と半信半疑の方も多かったと思います。
実は私もその一人でした。
CAMソフトは高額でフリーで登場するなんて考えもしなかったのに、Fusion360にそのCAM機能が・・・
これは試してみるしかない!
まず、3DデータはRhinoで作成し、igesに変換してFusion360で読み込みました。
左のメニューにCAMを選択。
CAM機能の中の
セットアップ(原点を決めたり、ワークサイズを設定)
↓
3D (荒加工や刃物の設定などを決めます)
↓
そして 工具→図形→高さ→パス を設定し計算をします。
(今回は荒加工と走査線仕上げをしました)
CAMメニューの中のアクション→シュミレーションで加工のシュミレーションをします。
材料;ケミカルウッド
機械;ローランド iMODELA
ドキドキしながら無事切削完了!
この検証で3DCADが違っても中間ファイルに変換し、Fusionで読み込みCAM機能を使ってNCデータを作成して
加工ができることがわかりました。
CAMデータを使って切削経験がある方には面白いかも。
初心者の方には設定などがわかりにくいところがあるかもしれませんね。