【緊急告知】&MOMENT Sの簡単な特徴
はじめましてMOMENTのMです。
ちなみに、MはMOOMENTではありませんw
冗談はおいておいて…ここからはMOMENT Sについて。
もうすでに “あっ!3Dプリンター屋だッ!!” さんでMOMENT Sデモ機が稼働していますがいかがでしょうか?!
そのMOMENT Sの国内販売へ向けての生い立ちと簡単な紹介を。。。
MOMENT Sは韓国内最大手の3Dプリンターメーカーからスピンアウト?した技術者達によって作られました。
バンドルしているスライサーはSimplify3D(ダウンロード対応)。
Simplify3DにはMOMENT Sの基本推奨設定が含まれているので、フィラメントの選択とレイヤーを
決めるだけで、あとはスライスするだけ!というカンタンなプリントから、状況に応じて詳細に
微調整も出来てしまいます。マニュアルでサポートを付ける事も出来たりします。
ハードはアルミ筐体を採用し各所に
削り出し部品
を使用してガタを抑えたしっかりとした構造が特徴の1つです。
そして!!
XY軸の駆動は2モーター・1ベルトで行い、高さ方向の省スペース化、部品点数の削減をしています。
MOMENT Sは天板が無くオープンなのですが、モーターの音以外は結構静かなんです。
(スピードを遅くすればモーターの音も、もっと静かになります)
右の白いタイプが初期のサンプル機です。
見た目がチープでうるさかった!
で、制振材追加や○○○の部品を高精度品に変更してもらったのが左の現行品です。
マットブラックにゴールドという見た目ゴージャス、バブリーに。
そして劇的に静かになったんです。
ただ、問題が。。。。
原価の大幅アップ!
MOMENT社も他国では売れないという事で日本限定仕様です。
結構、商売としては泣いています。
以下、Simplify3Dの“ほぼデフォルト設定”を使用してプリントした作例です。
これは箱から出して、電源を入れたその日にプリントしたもの。
Simplify3Dってなんぞや?の状態で出来てしまいました。
手すりや天井部分にブリッジがあります。サポート無しです。
*オートキャリブレーションは付いていません。箱から出して初期調整の必要もありません*
MOMENT社は出荷前に約40時間/台も出力調整をしています。
そして手荒な使い方をしなければズレない構造です。
この頭はロングラン評価用にレイヤー50μm設定、サポート有り。
プリント時間は133時間58分。
トラブルなく終了。
あまり深く考えなくてもこの程度のブリッジはデフォルトで。(中央のブリッジ部は約3㎝)
元データが良ければ、こんな皮膚感も。
白100μm。黒20μm。
少し設定変更が必要ですが20μmも出せます。
見ていただきたいのは、真ん中の黒いBOX。
145 x 145 x 160mmのビルドエリアMAXの物をプリントしてみました。
左のカタログは、ジャストA4サイズです。
案外大きいと思いませんか?
まとめ
ビルドエリア(プリントサイズ)を含めたカタログスペックは一般的で特徴はあまりないですがカタログには書けない、使わないとわからない大きな特徴があります!
安定稼働!
マニュアル(日本語です)に従っていれば、ハード的にトラブりません。
難無くプリントしてしまいます。面倒な調整もほぼ不要です。
もちろん、Simplify3Dのデフォルト設定は完璧だったり万能ではないので、出力物に合わせた調整が必要になるかもしれません。失敗してもソフト側で修正出来ます。
はじめて使われる方からFDM/FFF方式の3Dプリント経験者、既に安価な3Dプリンターを使用されている方のステップアップと幅広い層の方々に使っていただけると思います。
正式販売開始は間もなくです。
そして【緊急告知】です。
MOMENT Sを活用してセミナーが開催されます。

http://info.system5.jp/proseminar/archives/11311
“これからはじめる3Dプリンティング講座for Creators”
講師:id.arts(http://idarts.co.jp/3dp/) 代表 米谷 芳彦氏です。
日時:2015年12月11日(金)13:00~14:30
会場:株式会社システムファイブPROGEAR半蔵門セミナールーム
受講料:無料
http://info.system5.jp/proseminar/archives/11311
なんか3Dプリンターで作ってみたいと思ったことがある方
3Dプリンター?どんなんかな?とか興味がある方?
決して敷居は高くないので、お勉強してみませんか?
おさらいとかこれからについて考える良い機会になるかもしれません!!
*Webによる申し込みが必要です。
セミナー詳細と申し込みはこちら→http://info.system5.jp/proseminar/archives/11311
MOMENT Sの安定感を体感下さい
MOMENTのMでした!!
つづく。